フリマアプリとは
主要なフリマアプリ一覧
現在、主流となっている4つのフリマアプリをご紹介いたします。
メルカリ
もはや説明不要、フリマアプリの代名詞的存在がメルカリです。
アプリだけで完結できるハードルの低さでユーザーを爆発的に増やし、個人売買の常識を覆しました。
利用者があまりにも多く、無料で参加できるためかモラルハザードを起こしかけており、高額転売や詐欺、マネーロンダリングなど犯罪の温床になった過去もあります。
しかし、それも一部の悪質ユーザーの話であり、売りやすく買いやすいという最大のメリットを持っています。
ただ、販売手数料は10%、販売代金を引き出すのに200円、お急ぎ振込手数料で更に200円を差し引かれるなど、出品者がかなり軽んじられているのが現実です。
20,000円の売上があった場合、最終的に17,800円(お急ぎ振込なら17,600円)となります。
ラクマ
ラクマは、国内大手IT企業である楽天が運営するフリマアプリです。
フリマアプリの中でも売り手に優しい設計がされており、メルカリで10%も取られる販売手数料が3.5%+税というのはかなり優良といえます。
20,000円の売上があった場合、販売手数料385円と振込手数料210円が引かれ、最終的には19,020円になります。
しかも楽天銀行へ振り込む際には手数料がかからないので、手元に入る金額はなんと19,230円。
95%以上の利益を自分のものに出来るのです!
ただし利用者はメルカリの半分程度…。
いくら出品者に優しくても、即換金というには微妙なラインだね。
ショッピーズ
知名度がそこまで高くないショッピーズですが、フリマアプリの中では最古参です。
女性もののブランドやアイテムに強く、アプリやサイトの雰囲気も完全に女性向けといって差し支えありません。
評判があまり良くなく、利用者数が公式発表で120万人。
ラクマでもユーザーは1,000万人以上いるので、その10分の1程度ではなかなか厳しいものがあります。
ショッピーズでは販売手数料が10%、振込手数料は210円なので、20,000円の売上ならば17,790円が手元に入ります。
PayPayフリマ
ヤフオクの姉妹サービス的な存在がPayPayフリマです。
2019年の10月7日にサービスが開始され、2ヶ月後にはアプリの総ダウンロード数が200万人を突破した“第三の勢力”といえます。
ヤフオクから出品する際にPayPayフリマにも掲載するかどうかを選べるため、多くの人の目に入りやすいのが最大のメリットです。
販売手数料が10%ですが、振込手数料は1回100円。20,000円の売上ならば17,900円の利益となります。
Amazonギフト券は出品可能?
Amazonギフト券は出品は、上記で紹介した4つのサービス全てで出品禁止となっています。
マネーロンダリングに利用された過去があり、出品しようとしてもフリマアプリ側に弾かれてしまいます。
ただ、使用済みのAmazonギフト券セットなど、本当に使用済みなのか怪しいですがお目溢しをしてもらえているようです。
「こんなものが売れるはずがないのでは?」と思い各サービスを確認してみましたが、どのフリマアプリでも比較的購入されているのです。
考えられる要因としては以下の3点です。
- 大半が使用済みだが、その中に未使用品が紛れている
- 使用済みと偽って未使用品を出品している
- 本当に使用済みのカードを販売しているだけ
真相は出品者と購入者にしかわかりません…。
フリマアプリはアマギフ換金には向いていない
利用規約、ユーザーの質、取引相場などを総合的に鑑みても、Amazonギフト券の換金にフリマアプリを使うべきではありません。
アマギフ以外の商品を現金にする際は選択肢に入れてもいいかもしれませんが、ある程度の損失を覚悟した方が良いです。
あくまで“お得に購入できる”サービスであって、“お得に売却できる”サービスではないことをしっかりと認識して頂ければと思います。
Amazonギフト券を換金するのにフリマアプリが使えないとなると、買い取り専用のサイトを利用することも考えた方が良いかもしれませんね。
近年で急激に利用者を増やした“新しい個人間売買”のカタチですね。
問題が大きく取沙汰されることもありますが、アプリ一つでやり取りできる手軽さは魅力的!