クレジットカード現金化とは
そもそもショッピング枠とは?
ショッピング枠とは、クレジットカードの総枠の事を指します。
例えば、限度額が100万円のクレジットカードの場合、100万円分まで買い物で利用することが可能です。
一方でクレジットカードの一部には「キャッシング枠」という別枠が設けれらています。
これは、読んで字のごとく総枠の内キャッシングに利用できる金額を指しており、例えば総枠100万円内キャッシング枠30万円といった形で設定されています。
何故このように枠が別で設けられているかと申しますと、キャッシング部分については貸金業法の適用があり、年収に対する上限があるためです。
これを総量規制と呼び、原則として年収の1/3を超えた借り入れはできません。
キャッシング枠が先に無くなる
お金が必要になったとき、真っ先に利用されるのがキャッシング枠です。
専用のATMはもちろん、コンビニエンスストアのATMでも簡単に出し入れできるなど非常に簡易に利用することができるため、ほとんどの方はキャッシング枠から無くなってしまいます。
現金が欲しいのにキャッシング枠が無くなってしまった…
そんなときに利用されるのが「クレジットカード現金化」なのです。
セルフor業者利用の2パターン
クレジットカード現金化は、2つの手法が主流となっています。
まずはどのような方法なのかを確認していきましょう。
自ら現金化する方法
所謂「セルフ換金」と呼ばれる手法です。
ブランド品・新幹線の回数券・デパートの商品券といった換金性の高い商品を購入し、オークションサイトやリサイクルショップで売却することで現金を得ます。
自分の裁量で購入する商品を決められる・業者に手数料を支払わなくて済むというメリットが挙げられますが、換金までに手間を要するというデメリットがあります。
また、ブランド品は換金率が70~80%と意外に低く、商品を間違えると損をしてしまう可能性も否定できません。
専門業者を利用した方法
クレジットカード現金化業者と呼ばれる専門業者を利用する方法で、換金率は概ね80~90%(利用額に応じて変動)を推移しています。
一見するとリサイクルショップのような様相を呈しておりますが、実際に商品の授受は無く、クレジットカードの情報のみを提供する形です。
なぜこのような回りくどい方法を採るかというと、クレジットカードの規約によって「現金化行為」は禁止されているためです。
「商品を購入する⇒商品を売る」という手間が省けるため、スピードに優れているという特徴があります。
クレジットカード現金化のリスク
クレジットカード現金化のリスクとして以下が挙げられます。
- 翌月又は翌々月にまとまった請求が来てしまう
- 規約違反により退会処分となる恐れ
- 悪徳業者に当たってしまう危険性
まず、当然ですが商品の購入代金を支払わねばなりません。
翌月又は翌々月にクレジットカード会社より請求されますので、返済の目途が立たないままのご利用は大変危険です。
また、せっかくキャッシング枠を設けた意味が無くなってしまうため、前述した通りクレジットカード会社は現金化行為を利用規約で禁止しています。
したがって一連の行為がクレジットカード会社にバレてしまった場合、規約違反により利用停止や強制退会処分などが課されるリスクがあります。
さらに、クレジットカード現金化業者の多くは元々闇金を運営していた業者であったり、暴力団のフロント企業だったりしますので、悪徳業者に当たる恐れも否定できません。
第三勢力「Amazonギフト券買取」
自力で現金化する場合は従来、ブランド品や商品券を用いるのが一般的でした。
しかしながら、換金率が80%を下回ってしまったり、換金性が高い所為でクレジットカード会社から目を付けられてしまったりと、何かとデメリットも多い方法でもありました。
そこに現れたのが「Amazonギフト券買取」です。
Amazonギフト券はAmazon公式ページより購入できるため、わざわざ店舗に足を運ぶ必要がなく、ネット環境さえあれば全国どこにいても仕入れることが可能です。
さらに、Amazonギフト券買取業者には発行されたコードを伝えるだけですので、査定を待つ必要が無く、スムーズに売却することができます。
つまり、Amazonギフト券買取はセルフ換金の弱点をカバーしている格好であり、業者利用のリスクを軽減する役割を果たします。
クレジットカード現金化の方法に悩んだ際には、是非試してみてはいかがでしょうか。
クレジットカード現金化は簡単に現金を得られるが、最終的には返済しなければならないお金だ。しっかりと計画を立てた上で利用しよう!
クレジットカード現金化とは、ざっくり言うとクレジットカードの「ショッピング枠を現金に換えること」だ!
自らの手で現金に換える・業者を利用した現金化など、様々な方法が存在しているぞ。